神の国

十月二六日 神の国 (ひとしずく六二二)  「御国がきますように・・・」これは、イエス様が弟子たちに教えられた祈りの一部です。以前私は「神の国」とは、いつかイエス様が帰ってこられた時に、やってくるものだと思っていました。 しかし、次のいくつかの聖句で述べられているように、もう一つの意味での「神の国」というのがあるのです。 「時は満ちた、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」(マルコ 一章十五節) 「わたしが神の霊によって悪霊を追い出しているのなら、神の国はすでにあなたがたのところにきたのである」(マタイ十二章二八節)...

勝利にのみ込まれた死

十月二四日 勝利にのみ込まれた死 (ひとしずく六一九)  ある人達はこう言います。「イエス様は十字架上で殺され、地上での任務は 失敗に終わってしまった」と。 十字架刑は、罪人としての死を遂げるということですから、確かに十字架の死は、敗北のように見えます。  しかし、イエス様の生涯から、その十字架の死を除いたら、私たちは主によって救われることも、また天国に行くこともできなくなってしまったことでしょう。...

境界を守る

 十月二三日 境界を守る  最近、熊が大量に出没して、私たちの村、また近隣地区を騒がせています。すぐ隣の町では、女性が熊に襲われてケガをしました。熊は猛獣であって、デズニーのプーさんとは、まったく違います。怪我人は出るし、時には食われるし、リンゴの木は荒らされます。そうした危険と向かい合った者でないと、現実の問題はなかなか理解できません。...

信仰の法則に導かれて

十月二二日 信仰の法則に導かれて   「で、検査の結果はどうだった?」  「うん、『どうしてか、脈が正常ですね…。あとは、定期検査は、来年まで来なくていいです』だって」  お医者さんには、「どうして??」であっても、私たちには、彼らの知らない法則があることを、帰り道に家内と話していました。家内は、ずっと徐脈で心臓に問題があり、もうほとんど手術をするところでした。しかし(折よく?)彼女は、片側の顔面神経が麻痺してしまう事態になり、手術を延期する必要があったのです(今は、顔面のほうもかなり癒されました。感謝!)。...