多くの祈りに支えられて

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2023年3月21日

三月二一日 多くの祈りに支えられて (二〇一三年三月 ひとしずく一一〇四)

 昨夜、東京に住んでいる娘に久しぶりに会いました。

食事の時、彼女は自分のバッグをごそごそとやって、「はい、これパパにプレゼント」と言って小さなものを私にくれました。はじめは何かわかりませんでしたが、よく見ると、それはネイルアートの筆で、練習用のネイルに描いたイエス様の顔の絵でした。

今、娘は、日中は英語を教え、夜はネイルアートの勉強をし始めました。

自分の才能をどう生かすか、またどんなことができるのか、ということは若い人にとって、いつも難題だと思いますが、この娘も、自分は何をしたらいいのだろう?とずっと悩んでいました。そして何年か前は、生きる希望も失うほどの大きな闘いも通過しました。それだけに、このプレゼントを見た時はとても嬉しくなってしまいました。
 それは、彼女がついに自分のしたいこと、自分の才能を発揮できるものを見つけた喜びでいっぱいの作品だったからです。

しかしどうやって、これほどの小さなスペースに精巧に顔を描くことができるのかと感心してしまいました。彼女はそれを一生懸命描いて、私の少し遅れた誕生日プレゼントとしてくれたのです。
 彼女は、絵を描くのが大好きです。何でもそっくりに描くことができて、とても精巧です。まるで写真のように描くのですが、一昔前ならともかく、今はコンピューターやカメラで、何でも撮ったり、コピーしたりできるので、彼女のそうした特別な才能がどうやって用いられるかと思っていました。しかし、ネイル(爪)は人の体です。ですからそこに何か描くのは、機械ではできません。彼女はその精巧なイエス様の絵を三十分くらいで描くことができると言っていました。

彼女は英語を教えている十代の若者たちを見ると、以前自分が本当に虚しい思いで生きていて、試練を通過していたのを思い出すと言っていました。
 その子たちを何とかして助けたいと思っていることも話してくれました。

自分のやりたかったことをついに見つけ、充実感を持つことができるようになった今の娘の姿は、以前の彼女のことを思うと、ただ奇跡のように思えます。
 しかし、何故彼女が以前あのような長く苦しい時期を通過したのか、今、わかるような気がします。彼女は、そんな時期を通過したからこそ、今の若者たちの虚しい気持ちや暗闇の中で失望している気持ちがわかるのでしょう。
 彼女が苦しみの炉の中にいた時、大勢の人たちにお祈りして頂きましたが、皆さんの祈りの力が、このようにこの子の人生に働いてくれたのです。

そのことを思い、改めて祈って下さった多くの方々に感謝です。

 わたしは造ったゆえ、必ず負い、持ち運び、かつ救う。(イザヤ四十六章四節)

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