つるぎを打ちかえてすきとし…

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2023年3月16日

「ひとしずく」ーーひと昔編

今、大震災を通して、人命の尊さを噛みしめている時に、米英仏を中心とする多国籍軍がリビアに対して軍事介入を開始したとの発表を聞いて、複雑な思いでいます。
一方、日本では戦車を使って、瓦礫を除去して道を作っています。私は良い戦車の使い方だと思いました。自衛隊も戦争のためではなく、人命救助のため、また原発事故を収束するため、そして壊れた町や道の復興のために、一生懸命働いています。
戦争道具を人命救助道具にかえて、被災地で必死の人命救助に当っている自衛隊員の姿に、私は「・・・剣を打ち変えて、鋤(すき)とし・・・彼らはもはや戦いのことを学ばない・・・」という聖書の言葉を思い出しました。
戦争に行く自衛隊と人命救助で頑張っている自衛隊・・・。
同じ命をかけるなら、戦争ではなく、人の命を救い、平和を守るためであってほしいと思います。そしてその思いは彼ら自衛隊員にとっても同じことでしょう。毎日人を助けるために汗水流している自衛隊の方々はとても輝いて見えます。
ところで、被災地では震災のためにできなかった卒業式や卒園式が取り行われていますが、幼稚園の卒園児にテレビのインタビューで「将来何になりたいですか?」と質問すると、「人の役に立つ人になりたい、自衛隊になりたい!」と目を輝かせて答えていました。子供たちの目にも、自衛隊の人たちは、尊く輝いて見えるのでしょう。また他のインタビューで、ある自衛隊の隊長に「被災地での作業はいつまで続ける予定ですか?」と尋ねると、「助けが必要な人が、 ここにいる限りずっと続けます。」との答えでした。
被災地にいる子供たちばかりでなく、日本中の子供たちも、いえ、私たち大人にとっても、彼らは最高にかっこいい日本のヒーローです!主が彼らを大いに祝福して下さいますように。
彼はもろもろの国のあいだにさばきを行い、多くの民のために仲裁に立たれる。こうして彼らはそのつるぎを打ちかえて、すきとし、そのやりを打ちかえて、 かまとし、国は国にむかって、つるぎをあげず、彼らはもはや戦いのことを学ばない。(イザヤ二章四節)
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<二〇二三年二月–ニュースによると、相変わらず、戦争の話を聞きます。ここ日本でも、沖縄が中国にターゲットされているという話が出ています。以下は今年二〇二三年二月に記したものです>
最近テレビのドキュメンタリーで、沖縄での訓練を受けている自衛隊の新入隊員のことが取り上げられていました。彼らは以前震災の被災地で活躍している自衛隊の方々を見て、自分も自衛隊員になろうと決めたと言っていました。 そのドキュメンタリーの中で「沖縄を(中国から)守る」というような言葉が出てきます。
先月の末、妻と私は沖縄に行ってくることができました。これが初めての沖縄旅行だったので、ある有名な水族館には行ったらいいと友人から言われて、そこに行くことにしたのですが、驚くことにその大きな建物に来ていた人達のほとんどは、足場がないほど中国人観光客で溢れていました。
それで、妻も私も人でぎっしりの水族館では、水槽の中の魚をやっと見るのに疲れるので、早くにそこを出ることにしました。一方では、土地が中国に買われていて、また観光客をどんどん受け入れて、中国から守る?  
結局、その背後でお金儲け、貪欲の力が働いていて、緊迫状態もまた武器商人の懐を温めるために使われているのではないか、と案じてしまいます。何年も前のことですが、私がある山の中にある温泉に立ち寄って湯舟に浸かっていた時、そこにいた六十歳、七十歳代の何人かは、皆知り合いみたいで、私は見知らぬ者としてそこにいたのですが、彼らは会話を弾ませて、その会話の中で「早く戦争起こってくれないかなー」という話をしていました。明らかに戦争が起これば一儲けできるという感覚の人達。実際に本音で、そんなこと考えている人達のグループを見て、私は唖然としてしまいました。
理想を叩きこまれて、そのゴールにひたすら命をかけて進んでいく若者たちと、危機が到来することを願って(あるいは裏で画策して?)一儲けしようと思う人達…。 こうしたこの世の状況は、聖書の預言者や詩篇作家が、幾度も指摘し、神がその状況に対して正当な裁きを下されると語っています。
悪人と義人の対比について記している聖書の言葉は、現代の私たちにも適用できると信じます。
ダビデの歌
悪をなす者のゆえに、心を悩ますな。
不義を行う者のゆえに、ねたみを起すな。
彼らはやがて草のように衰え、青菜のようにしおれるからである。
主に信頼して善を行え。そうすればあなたはこの国に住んで、安きを得る。
主によって喜びをなせ。主はあなたの心の願いをかなえられる。
あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、
あなたの義を光のように明らかにし、あなたの正しいことを真昼のように明らかにされる。
主の前にもだし、耐え忍びて主を待ち望め。おのが道を歩んで栄える者のゆえに、悪いはかりごとを遂げる人のゆえに、心を悩ますな。
怒りをやめ、憤りを捨てよ。心を悩ますな、これはただ悪を行うに至るのみだ。
悪を行う者は断ち滅ぼされ、主を待ち望む者は国を継ぐからである。
悪しき者はただしばらくで、うせ去る。あなたは彼の所をつぶさに尋ねても彼はいない。
しかし柔和な者は国を継ぎ、豊かな繁栄をたのしむことができる。 悪しき者は正しい者にむかってはかりごとをめぐらし、これにむかって歯がみする。 しかし主は悪しき者を笑われる、彼の日の来るのを見られるからである。
悪しき者はつるぎを抜き、弓を張って、貧しい者と乏しい者とを倒し、直く歩む者を殺そうとする。
しかしそのつるぎはおのが胸を刺し、その弓は折られる。
正しい人の持ち物の少ないのは、多くの悪しきの者の豊かなのにまさる。 悪しき者の腕は折られるが、主は正しい者を助けささえられるからである。
主は全き者のもろもろの日を知られる。彼らの嗣業はとこしえに続く。
彼らは災の時にも恥をこうむらず、ききんの日にも飽き足りる。
しかし、悪しき者は滅び、主の敵は牧場の栄えの枯れるように消え、煙のように消えうせる。 (詩篇 三七篇一~二〇節)

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