神の時刻 

j
2023年3月9日

神の時刻 

「ひとしずく」ーーひと昔編

これは最近読んだ時間についてのお話です。
  ある朝、電車に乗り遅れまいとして、駅に駆けつけた男性が、駅員に尋ねたそうです。
「いつ八時一分の電車が出発するんだい?」
「八時一分ですよ」
「そうか。僕の時計では七時五十九分。 街の時計は七時五十七分を指している。そして駅の時計は八時四分だが、一体私はどれを信じたらいいんだ?」
「御自分の好きな時計の時刻を選ばれたらいいでしょう。ですが、 お客さんは八時一分の電車にご乗車はできませんね。もう出てしまいましたから。」
  神様の時は、どんどん刻み続けられています。大勢の人たちが、神の正しい時刻表ではなく、自分の好きな時刻表でやっていけると考えており、神様に向き直るのも、そのうち自分の好きな時にできると思っています。しかし、思っているよりも時は迫っており、気がついた時にはもう手遅れ、ということになるかもしれません。
  ところで最近、ある人がこんな手紙を書いてきました。
「イエス様が再臨すると言っていても、もうイエス様が去ってから、こんなに時間が経っているじゃないか? その間に、数々の戦争が起こり、たくさんの悲惨なことも起った。しかし、イエス様は何もされなかった。だから彼をあてにすることはできない」と。
明らかにこの人の言葉から、「神は何をもたもたしているんだ! 神の言葉など信用できないし、神にはもう任せておけない!」といった神に対する批判めいた思いが伝わってきます。
しかし、言うまでもなく神様の御計画は完璧です。イエス様が自分が期待した時期に再臨されないとしても、神が約束を忘れたからでも、聖書が真実でないからでもありません。ただまだその時ではないからです。神はまだ救われていない多くの人々が、福音を耳にし、救われるのを忍耐強く待っていて下さっておられるのです。そして神様は、イエス様の再臨の最高のタイミングを見極めておられるのです。たとえ私たちの目にそれが遅れているように見えても、また何も変わらないように思えても、主の御計画は着々と進んでおり、必ず成し遂げられるのです。
ペテロが言っているように、私たちの確信をしっかり守り続けて行きましょう。   
まず次のことを知るべきである。終りの時にあざける者たちが、あざけりながら出てきて、自分の欲情のままに生活し、「主の来臨の約束はどうなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべての ものは天地創造の初めからそのままであって、変ってはいない」と言であろう。
すなわち、彼らはこのことを認めようとはしない。古い昔に天が存在し、地は神の言によって、水がもとになり、また、水によって成ったのであるが、その時の世界は、御言により水でおおわれて滅んでしまった。
しかし、今の天と地とは、 同じ御言によって保存され、不信仰な人々がさばかれ、滅ぼされるべき日に火で焼かれる時まで、そのまま保たれているのである。愛する者たちよ。この一事を忘れてはならない。主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである。
ある人々がおそいと思っているように、主は約束の実行をおそくしておられるのではない。ただ、ひとりも滅びることがなく、すべての者が悔改めに至ることを望み、あなたがたに対してながく忍耐しておられるのである。
愛する者たちよ。それだから、あなたがたはかねてから心がけているように、非道の者の惑わしに誘い込まれて、あなたがた自身の確信を失うことのないように心がけなさい。そして、わたしたちの主また救主イエス・キリストの恵みと知識とにおいて、ますます豊かになりなさい。栄光が、今も、また永遠の日に至るまでも、主にあるように、アァメン。」 (第二ペテロ三章三~九、十七、十八節)

他の投稿もチェック

歌い継ぐ

三月二十日 歌い継ぐ (二〇一三年三月 ひとしずく一一〇三) 太田俊雄氏著「矢と歌」という本を友人からお借りして、バイブルクラスで読ませて頂きました。太田氏は、敬和学園の創設者で、この本を通して彼がどうやって教育者への道を歩んでいったかの背景を知ることができました。 太田氏は、少年時代、自分を深く愛してくれた柴田先生という教師と出会いました。柴田先生は、この一人の少年に自分の夢を託します。課外時間を使い、自分の家に招き、頻繁な接触を通して、訓練と思いを注いだのでした。...

今すぐ愛と感謝を伝えよう!

三月十九日 今すぐ愛と感謝を伝えよう! (二〇一一年三月 ひとしずく四〇四) ニュージーランド、クライスト・チャーチ市での地震のショックも冷めやらぬうちに、東日本大震災が起き、私は人の命のはかなさと、いつ今の環境が崩れ、家族や友人たちとも会えなくなる時が来るとも限らないことを、最近つくづく感じています。そして今日は自分の今までの道のりを振り返り、私をいろいろな面で助けて下さった友人たちのことを思い出し、感謝していました。...

人生の卒業と新しい出発点

三月十八日 人生の卒業と新しい出発点 (二〇一一年三月 ひとしずく四〇〇)    聖書の詩篇九十一篇を今、家族で復習し暗記しています。この章は災いの中においての励ましであり、神の保護の約束でもあります。その中に「たとい千人はあなたのかたわらに倒れ、万人はあなたの右に倒れても、その災はあなたに近づくことはない」(詩篇九十一篇七節)という言葉があります。...