真理の自由に旅たつ

「ひとしずく」ーーひと昔編 私たちは普通、人の造り上げた常識や理論の枠の中で行動します。人の造り上げた価値観の中での行動です。しかし、本当にその人が、世に送られた 自分の使命を果たすには、自分の魂をその目的のために造られ、使命を与えられた神様に聞き従うほかはないのだと思います。それ以外の道には、本当の満足も、完全な平安も、喜びも、また充実感もないのではないかと思うのです。 今朝、そのことを考えていた時、ハンマー投げの絵像が浮かびました。投手がハンマーをぐるぐる回している間は、どんどん勢いがついていきます。...

最後まで共におられた神

「ひとしずく」ーーひと昔編 二羽のすずめは一アサリオンで売られているではないか。しかもあなたがたの父の許しがなければ、その一羽も地に落ちることはない。(マタイ十章二九節)聖書の口語訳も新共同訳も、その一羽も地に落ちることはないのは「父の許しがなければ」となっています。しかし、原文には、「許し」という言葉は入っていません。英語のキング・ジェームズ訳は、原文のまま訳されており、「without your Father」 つまり「あなたの父なしには」となっています。 ...

いつまでも続く喜び

「ひとしずく」ーーひと昔編 「人生は、はかない。だからこそ、今あるひと時 の喜びを大切にする。」  このようなことが、昨日の新聞に書かれていました。仏教を信奉している方の言葉で、被災者の励ましのために掲載されてい ました。突然、被 災者となり、人生の大きな変化に対応しなければならない人たちにとっての喜びということについては、私もよく考えさせられました。確かに 人生は、はかない...

主の保護の力

「ひとしずく」ーーひと昔編  昨日はバイブルクラスの後に、Nさん宅に招かれて、Nさんの今までの経験についてお話を聞かせて頂きました。「自分が今ここに生きているのは、偶然とかじゃないってことは、はっきりと わかりますよ。イエス様が私を今まで生かして下さってこられた、神様の意志であるということは確信しています」とNさんが、彼の人生における幾度もの危機にあって救われた出来事を分け合ってくださった...

信仰の翼

  「ひとしずく」ーーひと昔編 先日、高速バスで東京に向かっていた時のこと。途中、バスは休憩のためサービスエリアに入りました。バスが止まると、乗客は皆、即座に席...

すべてのものを識別して

「ひとしずく」ーーひと昔編 すべてのものを識別して、良いものを守り・・・(第一テサロニケ五章二一節)...

マルタではなくマリヤのように

「ひとしずく」ーーひと昔編 一年の初めに、早く今年の計画を立てて、そして一歩踏み出して、エキサイティングな活動に取り組みたい、福音を伝えるために、あれをしてこれを...

ふるさとはどこ?

「ひとしずく」ーーひと昔編 「わたしは故郷を無くしたのよ。もう戻るところはないの。全部流されてしまったから。」被災地を走る電車の中で出会った高齢の婦人が言いました。ここ一年、自分の生まれ育った秋田にいて、私は故郷の良さというものを実感していたので、 この婦人の気持ちがわかるような気がしました。私は学生の時から、故郷を離れて日本中あちこち、世界のあちこちを歩き回りました。こうして、東京と秋田を言ったり来たりではあっても、生まれ故郷で暮らすということは35年ぶりのことです。 以前の私だったら、故郷と言っても、田舎の辺鄙な場所というイ...