ある夜の祈り

j
2023年2月20日

「ひとしずく」ーーひと昔編

静けさが、
ただ静けさだけがほしい
時計の針さえ止めて
静けさを求める
時を超えて
永遠に生きておられる方と交わるのに、
時を刻む音など
ほしくはない
それがどれだけ長かろうと
短かろうと関係ない
ただ主と交わっていたい

静けさの中に
天からの聖なる御声を聞いていたい

私の過去がどれだけ醜く
軽蔑に値するとしても
聖なる御声は
神の子イエスを指し示し
こう言われる
「あなたはあがなわれた」と

だから私を責め悩まそうとする嵐よ、
吹き猛れば吹き猛ったらいい
私は吹き払われるに値するものだと知っているが
主のあがないのゆえに
ただお前のあざけりに身を委ねるわけにはいかない
私は自分の義には頼らない
御自分の命をかけて私に義を与えられた方のゆえに
その方の義を誇る

私はさらに進んで
虚しい存在の自分から抜け出よう
私を絶えず愛し
絶えず見守る方の目を見つめて
自分の卑しさから抜け出て
その方の義に頼って
祈りを捧げる

主よ
こんなにふさわしくない者の祈りが
どれだけ他の人に益を及ぼすかわかりません
でも、聖徒たちの祈りに加えてください
とてもつたない祈りだけれど
心を込めて捧げます
聖なるあなたへ

他の投稿もチェック

ひとしずく1521-「有る」という方がいれば十分

ひとしずく1521-「有る」という方がいれば十分 この世では、人生の成功と幸福のためには、何としても肩書きや学歴が必要であると信じてい る人は少なくないようです。そして人々は、その肩書きや学歴を得るために、並々ならぬ努力と苦労とそれに伴う悩みを抱えねばならないので す。  この世で生きていくの は大変なことだな、と思いながら、私はモーセのことを思い浮かべていました。モーセはエジプトの王になるべき人でしたが、その栄光の冠、 肩書きが神によって削ぎ落とされることによって、神様に使われた人ではなかったかと思います。...

ひとしずく1508―別世界へ飛び込む

ひとしずく1508―別世界へ飛び込む (このお話は2014年に書かれたものであることをお伝えします。) 私たちは、自宅から車で一時間ほど行った町に、ひと月に一度かニ度買い物に出かけるのですが、私たちの場所から十キロメートルも車を走らせると、そこはもう雪が全く見当たらない別世界となります。昨日も、母を病院の定期検診と買い物に連れて行ったのですが、いかに自分たちの所が他に比べると雪が多い地域かということがわかります。...

ひとしずく1515-神の見解 

ひとしずく1515-神の見解  神と私たち人間との見解は異なります。私たちはそのことを踏まえて、もっと自分の考えにとらわれず神様の見解を求める必要があると思います。改めて聖書が示す神の見解を心に刻む事ができますように。 主はサムエルに言われた、「顔形や、身のたけを見てはならない…わたしが見るところは人とは異なる。人は外の顔形を見、主は心を見る」(サムエル記上16:7) イエスは答えて言われた、「天地の主なる父よ、あなたに感謝します。これらのことを知恵のある者や、賢い者に隠して幼な子に現してくださったからです。」(マタイ11:25)...